2016年12月15日木曜日

暮れの火入れ

当園の商品『大亀』を仕上げています。同じ商品でも、季節によって、焙煎、ブレンド方法を少しだけ変えて仕上げています。
ブレンドといっても、すべて当園で生産された特徴の異なる茶葉を、細かな比率で調合し仕上げていきます。
新茶の季節は軽い爽やかな旨味、寒い季節はまろやかでコクのある旨味。
これからの季節美味しく飲んでいただける仕上げとなります。

2016年12月11日日曜日

12月10日のサタプラに茶カフェ竹若さん

茶審査技術競技会で宿泊中の鈴鹿のホテルでふとテレビをつけたら、茶カフェ竹若さんの鯛茶漬けが紹介されてました。

茶漬けに当園自慢の深蒸し茶『大亀』が使われていました。ぜいたくー!

優勝!

12月9日に茶生産青年茶審査技術競技会が三重県、鈴鹿で行われました。 
個人として4年ぶりの優勝を目指しましたが、結果は入賞もかないませんでした。残念。
優勝は静岡県富士市の勝又さんで、他県開催の大会にもかかわらず静岡のメンバーが見事優勝を果たしたことはとても誇りに思います。
私も勝又さんと同じチームで団体戦メンバーとして3連覇を果たすことが出来ました。
来年の長崎大会へ向けさらに精進をしようと思いました。

2016年12月2日金曜日

2016年11月14日月曜日

28年暮れのご挨拶


平成2811月吉日

茶園の草刈りも進み、茶畑と山肌のコントラストが美しい季節です。
今年も残りひと月となりました。一年の過ぎ去るのがあまりにも早く感じるこの頃です。皆様はいかがお過ごしでしょうか?今年も当園をご利用いただきありがとうございました。

世界では大統領に関わる事などが話題の中心なのでしょうが、私たち農家としては、「クマに襲われた。」「イノシシに襲われた。」などの記事に目が行きます。当園は菊川という、里、山、街が混在する市にありますが、イノシシ、アナグマ、ハクビシン、タヌキ、などは頻繁に見かけます。アナグマが茶畑の下に穴を掘ったせいで、畑の一部が陥没したという話もあります。「庭の椅子にサルが腰かけていた。」という噓か本当かわからない話まで出ています。農家が減り、街への人口集中によって里山が荒れ、鳥獣害が増えていく事が心配の種です。

さて、当園は茶農協の茶工場を購入し、初めての一年を終えようとしています。生産加工完全家族労働から、年間3回の工場稼働時には1015人ほどの雇用をするようになり、生産規模も3倍ほどとなりました。品質を向上させながら、生産規模を増やすには多くの人の協力が必要になり、家族経営とのギャップに苦労した年でもありました。供給過多により荒茶の茶価が低迷し続けてきた近年であり、茶畑にお金を投資できない小規模農家が苦境にある今です。その中で、生産規模の拡大と機械化、そして「できるところは家族でやる!」というスタイルで、茶畑への投資を削ることなく、美味しい茶葉づくりに励んできました。今年、何となくですが、供給過多から需給のバランスが整い始めていることを感じさせてくれる年となりました。
これからも、皆様に美味しいお茶を届けていけるよう頑張りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
お歳暮、お年賀等のご相談かあればお気軽にご連絡ください。ご用命お待ちしております。

最後に、菊川市に私「堀川佳通」が所属しております、「茶」「夢」「来」で「サムライ」とういうグループがあります。(繁忙のため、私は活動をお休みさせてもらっていますが、)主に若手茶農家が主体で、静岡県内外お茶のPR等のイベントに度々出店しています。
「お茶で幸せ発信!」の気持ちで頑張っております。どこかで見かけましたら、是非声をかけてください。よろしくお願いします。
 
世知辛い世の中。せわしい季節です。一杯のお茶で心穏やかに年の瀬を過ごしていただきたいと思います。
今年もありがとうございました。


《ほっと安らぐひと時を》 茶づくり堀川園 スタッフ一同

2016年9月1日木曜日

2016年8月5日金曜日

烏龍茶生産研修

台湾へ烏龍茶の生産研修に行ってきました。
『お茶は機械が揉むんじゃない、人が揉むんだ。』
という製茶技術の根本を見せつけられたら気がしました。
日本の緑茶生産にも大いに役に立つ経験でした。

2016年4月2日土曜日

28年新茶のご挨拶

平成28年春

凱旋山の桜と茶春陽の候、皆様ますますご清祥のことと存じます。
いつも当園をご利用くださりありがとうございます。
山々や畑は、淡い萌黄色や薄紅色を帯び、春の装いへと変わってきました。(←4/1写真)自然が芽吹く季節は本当に力強く、美しい季節です。
さて、当園もH27年秋、大きな変化がありました。
堀川園では、地元菊川市の旧東横地茶農協の解散に際し、茶工場を譲受け、運営していく事となりました。
東横地は茶処『牧之原台地』に隣接しており、台地独特の茶葉の香りは、茶問屋さんの間でも人気があります。当園の青みの深い茶葉と、東横地の香りの融合は生産者の私も楽しみとするところです。
27年冬から、東横地の皆様に徹底的に茶葉づくりに努めていただき、今を迎えております。
今まで通り私、弟、両親の家族経営の茶農家ではありますが、お茶の生産時期には東横地の皆さんの力を借り、今まで通りの上質な茶葉づくり、今まで以上の整った設備で、さらに良質なお茶を生産し、皆様に喜んでいただけるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

お知らせ

【みどり】が生まれ変わります
当園生産の『一番茶かぶせ茶』をブレンドして作られます。濃い緑を極めた商品に生まれ変わります。季節限定、数量限定の商品です。どうぞお試しください。

【喜鶴】にヒモ付きティーバッグをご用意しました
旅行の際や、一人分を手軽に淹れたい時ご利用ください。

販売終了商品
【白山】は今年より生産終了となります。ありがとうございました。

商品名が変わります(生産季節にちなんだ花の名前を付けました)
旧【徳用ティーバッグ】→新【さつきティーバッグ】
旧【粉茶ティーバッグ】→新【ききょうティーバッグ】

ほうじ茶が香り高い茎ほうじ茶になりました
焙煎すると香りが引き立つ茎のほうじ茶になりました。

袋詰めの内容量について
袋等各資材の値上がりに対応し、かつ商品品質を落とさない為に、商品によって【50g、100g】、【100g、200g、500g】、【200g、500g】での包装となります。300g詰めに対応できなくなる事、商品によっては100g詰めに対応できなくなる事がありますが、何卒ご理解ください。

今年も商品発送は春陽気次第となります。どうぞよろしくお願いします。

2016年2月3日水曜日

購入

欲しかったユンボをやっとのことで購入しました。
茶畑の整備もかなり進みそうです。
スコップと鍬の人力ではそろそろ限界です。
良質な茶を効率良く生産するのも大切ですね。