急な春の訪れで、昨年より早い桜の開花です。当園の前を流れる栗原川の桜並木も、早々散り始めています。「桜が早いとお茶が遅い」と言われますが、お茶が早く芽が出過ぎると、4月の霜の影響を強く受け、かえって芽立ちが遅くなると言われるからです。
この季節の早すぎる茶の生育は、美味しいお茶の生産と霜の影響との板挟みで、私たち生産家をヒヤヒヤさせてくれます。今のところ順調な生育状況です。(茶園風景3/29撮影)
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都内で和食と洋菓子の店舗展開や商品開発力に強みを持つ(株)竹若(本社:東京都)さんと、農商工連携事業(経済産業省と農林水産省の施策)で経済産業省関東経済産業局より法律認定を受ける事となりました。
今後は、本事業用に生産した「深蒸しかぶせ茶」を活用した新しいメニューを開発していく予定です。
平成29年度では、都内で唯一の農商工連携プロジェクトとなります。
進捗状況など時々発信していきたいと思っています。
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世界農業遺産「静岡の茶草場農法」※に取り組んでいる当園ですが、一年半前より、茶畑周りの刈草や、近所の造園屋さんからいただいた庭木の枝を細かく粉砕し、植物堆肥づくりをしてまいりました。
微生物豊かな土ができれば、茶樹は病気に強く健康になり、農薬も減らせます。また、土は肥料を蓄え、根は強く張り、肥料の流亡を減らすことで、環境にも優しく、肥料を効果的に茶葉へ効かせる事ができるようになります。
茶の美味しさを高めながら、環境保全、環境循環型の農業を模索しています。
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母とチビ
父
チビ |
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