2018年11月17日土曜日

30年暮れのご挨拶

平成30年11月吉日
ご挨拶 
今年も当園をご利用いただき、ありがとうございました。今年も残すところ一ケ月となりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
当園の茶園から見下ろす景色は、田んぼでのレタスの植え付けが進み、茶畑は濃い緑の母葉一面となり、冬支度の様相です。残った斜面の草刈りをしながら、秋らしい澄んだ空を眺め、ミカンを頬張りながら一息つく、繁忙期から解放された一時を味わっています。

台風24号襲来
9月末に襲来した台風24号ですが、各地で起きた災害と同じく当園の茶畑、工場に被害が出ました。幸い、大きな被害には至りませんでしたが、今後増えるであろう軽微な土砂災害等には、自分たちの手で対応し、大切な茶畑を守っていく為の試行錯誤をしていかなければならないと感じました。

初めての草堆肥投入
昨年より茶畑の周りや、茶の生産で出た棒などを細かく粉砕し、醗酵させた植物堆肥を作ってきましたが、今年初めて本格的に茶畑に投入することができまた。世界農業遺産「茶草場農法」を実践する当園ですが、直接茶畑に草を敷くだけでなく、草を醗酵させることで土壌の微生物が元気になれる土づくりを目指しています。良い微生物が多い土は、茶の根が元気に育ち、お茶が美味しくなる栄養をしっかり吸い上げてくれる茶の木が育ちます。
繁忙期以外の地道な作業の積み重ねが、商品になった時の違いに表れてくるのだと思います。


※スタッフ3匹は少しの病気はありましたが、元気にしております。
妊娠、出産を繰返し、お腹が大きくなると小屋から出たくないとの事で、(メス談)3匹一緒の勤務(茶畑の草退治)を希望しています。
草を刈って小屋へデリバリーすることが多く、人間スタッフは疲れ気味です。

ともあれ、スタッフ一同来年も堀川園をよろしくお願いします!
堀川園一同

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