商品名にもなっている栗原川の桜並木が見頃を迎えています。(3/27)
皆様、益々ご健勝のことと存じます。
日頃は当園のお茶をご利用いただきありがとうございます。また、2020年産の完売商品が多かったため、ご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。
コロナの話題が出てから一年余り経ちます。お茶の生産家として見聞きすると、急須で入れるお茶や、ティーバッグは巣ごもり需要で伸びているようですが、ペットボトルは在庫が多いようです。厳しい茶業情勢が続いた中でのコロナ禍で茶農家は激減しつつあります。残った茶農家も上質なお茶で収益を上げ、ペットボトル原料などの下級茶で経営の安定を図るという構図ができており、新茶から番茶までどこの茶期が無くなっても痛手は免れない状況です。不安な中での新茶生産となりますが、どうにもならない心配はせず、ただ美味しいお茶づくりを考えて新芽の育成を見守っています。(3/27新芽→)
心配された霜の被害ですが、3/24日当園でも霜の降りた茶園があります。しかし防霜ファン(霜よけ扇風機)のおかげで目立った被害もなく、順調な芽伸びを見せております。
柿の新芽も、ジャガイモの芽も例年より少し早い春を謳歌しているように思います。植物たちは人間界の「禍」などどこ吹く風でしょうか。パソコンの前で事務仕事をしていると膿んでくる頭も、外に出て新緑を見、空気を吸い込むと冴えわたるようです。植物からエネルギーを貰えます。
問屋を通じて皆様に飲まれるお茶も、当園直販で皆様に飲んでいただくお茶も、少しでも皆様に元気をお届けできれば幸いです。
順調な天候が続けば、例年より少し早い新茶生産が始まりそうですが、商品の発送は例年通りお天気と相談してとなります。
どうぞ今年の新茶もよろしくお願いします。
茶産地静岡菊川より皆様の健康をお祈り申し上げております。
ジャガイモの芽 |
柿の新芽 |
茶づくり堀川園 一同
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